顧客の視点

2018年4月2日

「魚を観察する最善の方法は、魚になることである。
-ジャック・クストー

アマゾンのリーダーシップ原則は、同社が新興企業から世界有数の大企業に成長するにつれ、何度も書かれてきた。その第一の原則は "顧客への執着 "である。アマゾンの求人ページではこう説明されている:「リーダーは顧客から出発し、逆算する。顧客の信頼を獲得し、維持するために精力的に働きます。リーダーは競合他社に注意を払うが、顧客にこだわる。"

これは、アマゾンの成功だけでなく、私たちが生きている競争の時代だからこそ、考える価値のあるマントラだ。企業の顧客、サプライヤー、従業員、あるいはコミュニティ内の市民にサービスを提供するにしても、「魚になる」ことが重要である。

自分自身の視点から顧客を理解することは、素晴らしいスタートである。他者がどのようにデータを解釈し、テクノロジーを使って顧客にサービスを提供しているかを理解することは、あなたの心をさらに広げてくれるだろう。最近の『フィナンシャル・タイムズ』紙の記事で、ホンダの八郷隆弘CEOは、「問題は、志を同じくする仲間ではない人たちとの協働にどう挑戦できるかだ」と語っている。同社は、自動車業界の変化に対応するため、ウェイモ、ソフトバンク、グラブなどと提携関係を築き、多くの人が同社のビジネスモデルにとって脅威と考えるテクノロジー企業との距離を縮めている。

学習したことをテストし直し、洞察をリアルタイムで適用することが重要である。私たちの誰もが、必要な情報をすべて手に入れることはできないが、100の小さな賭けをし、データを分析・解釈し、顧客にこだわることで、より良い判断ができるようになる。

-ケニー・マクドナルド

ワン・コロンバス最新情報

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