他のどこか

2014年4月14日

インターネット以前」の時代にモンタナの小さな田舎町で育った私は、世界の他の場所に対する好奇心が旺盛だった。世界の他の地域を見てみたいと思ったのは、「他のどこか」にはもっと文化があり、もっと機会があり、もっと賢い人々がいるに違いないと思い込んでいたからでもある。大人になるにつれ、それが必ずしも真実ではないことを理解し始める。経済開発という職業柄、私は他の場所や文化に対する好奇心を持ち続けているが、好奇心と羨望を切り離すよう懸命に努力している。

先週シアトルで開催されたJPモルガン・チェースとブルッキングス研究所主催のイベントで、ブルッキングス研究所のブルース・カッツ氏は、地域社会の仕事とは、他の地域が行っていることを研究することであり、他の地域の次のバージョンになろうとすることではない、と述べた。アドバイスだ:自地域の文化的、人的、経済的資産を活用し、自地域の次善のバージョンとなるべく奔走せよ。これは、シアトルと会場にいた他のコミュニティのリーダーたちに対する彼のメッセージであり、確かに共鳴を呼んだ。要するに、次のシリコンバレーや次の......なんでもありになろうとするのはやめて、その代わりに他の地域から教訓を得て、それを自分のコミュニティに応用するのだ。

これは、ベンチマーキングをやめたり、自分の戦略に応用できるものを探すのをやめたりすることを意味しない。他者の努力から恩恵を受け、彼らの失敗を避けることは、あなたの努力を加速させる。しかし、あまりに手をこまねいていると、戦略が麻痺し、課題ばかりに目を向けることになりかねない。

私たちのチーム全体が、未開拓の機会や当地域で適用可能なベストプラクティスについて、皆様のご意見やご感想をお待ちしております。

-ケニー・マクドナルド

ワン・コロンバス最新情報

  • 先週、ワン・コロンバスはコロンバス・パートナーシップと共に、バッカイ・リーダーシップ・フェロー(BLF)の学生を受け入れた。OSUの卒業生や地域社会のリーダーたちとの協力のもと、BLFは学部生を対象にユニークで変革的な経験を提供し、彼らが卒業後の進路で競争優位に立ち、大学と深いつながりを保てるよう支援している。
  • 今週、ワン・コロンバス・チームは中国でのミッションを続けている。今週はSelectUSAチームと合流する。また、今週はマサチューセッツ州とコネティカット州でも企業訪問や立地アドバイザーの訪問を行う予定です。