「というのも、私たちが知っているように、既知のことがあるからだ。つまり、私たちが知らないことがあることも知っている。しかし、未知の未知も存在する。そして、わが国や他の自由主義国の歴史を振り返ってみると、難しいのは後者のカテゴリーである。
-ドナルド・ラムズフェルド
この10年間は、大きな成功と大胆な失敗、経済的チャンスと妥協なき闘いの10年だった。経験を通じて確信したことや、データや技術の進歩によって明らかになったこともある。しかし、霧の中にいるように、当惑させ、混乱させ、不完全なままである大きな問題もある。よく言えば、不十分な救済策につながり、悪く言えば、不公平をさらに拡大することになる。
これからの10年という不確実な道を歩むにあたり、私たちはまた、おそらく今は想像すらできないようなテクノロジーや出来事が将来展開されることを予期し、不安に思っている。そこには大きなチャンスと計り知れないリスクの両方が潜んでいる。
周知の事実。
ビジョンと明確な計画を持ち、積極的かつ一貫した投資を惜しまない地域社会は、同業他社を凌駕するだろう。教育、労働力システム、最も弱い立場の人々の育成を通じて人々に投資する地域は、長期的にビジネスから大きな報酬を得ることができる。リスクを軽視し、優位性を過小評価する企業は、経済や世界の変化に伴い、その結果に苦しむことになるだろう。
既知の未知数。
問題は複雑である。私たちの前に現れた指導者たちの最善の努力は、素晴らしい結果をもたらしたこともあれば、ひどい結果をもたらしたこともある。 教育、交通、住宅などの制度が、私たちに大きな恩恵をもたらすと同時に、地域社会を分裂させてきたことも知っている。私たちは、私たちの能力を十分に活用できていないことも、何十年も前からあるこれらの問題を改善するためには、これまでとは違ったやり方が必要であることも知っている。私たちは経済開発において、ほとんどの変数を解決し、まだ定義されていないものに対するリスクを計算しながら、日々を過ごしている。
未知の未知数。
ここは、優秀な学者、起業家、大胆なリスクテイカーが生きる場であり、未知の問題に対する解決策を想像し、私たちすべてを技術的にも社会的にも前進させる場所である。ここはまた、自然災害、本質的な社会変化、医学の大発展など、世界秩序を再構築する世界的な出来事にさらされながら、私たち全員が生きている場所でもある。異なる未来を想像する市民リーダーたちが歴史に抵抗し、規範を再定義し、私たちに異なる行動と思考を挑む場所でもある。
将来を展望するとき、現在の明確な事実とデータを否定してはならない。少数者だけでなく、多くの人々のために、実践的かつ迅速に行動しよう。不完全な情報で固まることなく、革新に努め、長い間否定されてきた答えとは異なる手段や目的を模索しよう。最後に、私たちは未知の未知数を受け入れ、好奇心を持ち、良い時も厳しい時も協力と関係を重視することを約束し、これらの出来事を私たちの決意を固め、野心を加速させるために利用しよう。
とんでもない10年だった。知っていること、知らないこと、すべてに感謝しよう。
-ケニー・マクドナルド
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先週金曜日に開催されたED411に、ミッド・オハイオ・デベロップメント・エクスチェンジとともに参加してくださった600人を超える選出・任命された役員、市民リーダー、ビジネスリーダーの皆さんに感謝します!