アディクション・エコノミー

2013年6月17日

スマートフォンとタバコには共通点が多い。手に持っているだけで心が安らぐようだ。新しい研究では、携帯電話の「中毒」が特に若者の間で拡大している証拠が指摘されている。

配達の仕組みとして、スマートフォンは他に類を見ない。食料品から飛行機のチケットまで、あらゆるものを購入し、銀行取引を行い、デバイスから顔を上げることなく他の人々と交流することができる。スマートフォンは光り輝き、私たちはとても気に入っている。

このことは社会的に多くの意味を持つが、経済的にはどうなのだろうか?

先週、最も重要な企業のひとつであるエクセル社が主催する素晴らしいイベントに出席した。同社はサプライチェーン・ソリューションを提供し、国内各地に配送センターを運営しているが、その多くはここコロンバス地域にある。トピックは、変化する小売経済とグローバル・サプライチェーンへの影響であった。アマゾンが八百屋になることの影響は?モバイル・コンピューティングの成長とスマートフォンの世界的な台頭は何を意味するのか?ビッグデータ(データの収集、集約、理解)は経済にどのような影響を与え、地域社会をどのように変えるのか?ジャスト・イン・タイム」から「ジャスト・ナウ」への変化は、製造・物流拠点の立地に何をもたらすのか?

経済開発者として、これはエキサイティングであると同時に恐ろしいことだ。かつて私たちが知っていたような「モール」はもはや存在しない。ダウンタウンは大きく良い方向に変化している。売り手は、あなたが何を買いたいのか、いつ買いたいのかを予測する必要がある。機敏であるだけでは不十分で、ユビキタスでなければならない。最もエキサイティングなビジネスとは、最高の製品やサービスを提供する企業ではなく、その製品やサービスを何度も何度も購入したり利用したりするように思わせることができる企業なのだ。

このような社会の変化は、すでに建築環境や経済に影響を及ぼしている。あなたの地域は準備ができていますか?

-ケニー・マクドナルド

ワン・コロンバス最新情報

ワン・コロンバス・チームは、コロンバス地域一帯での市場訪問の 準備に追われている。当地域でのビジネスについてもっと知りたいと考えている数社の企業、用地コンサルタント、ジャーナリストの方々をお迎えできることを楽しみにしています。