GROUNDED

2022年1月12日

"飛ぶことは地面から始まる。地に足をつけていればいるほど、より高く飛ぶことができる"
-J.R.リム

新年を迎え、目的地に到達するために登らなければならない山のことを考えると、気が重くなることもあるだろう。昨今、多くの人々がそうであるように、地域社会や経済開発のリーダーたちも、多くのことを抱えている。地域経済を成長・発展させ続けなければならないだけでなく、継続する健康危機、危うい労働市場、経済的・政治的に両極端な人々の絶え間ない押し合いへし合いといった重圧の中で、そうしなければならないのだ。消化するのは大変なことですが、私たちはこの課題に立ち向かうことができると信じています。 なぜならこの2年間が私たちに明らかにし、教えてくれたからだ。

どんな旅でも、最初の一歩は自分の現在地を調べることだ。例えば、フィットネス・プログラムを始める場合、初日に10マイル走ったり、3時間ウェイトリフティングをしたりはしない。どこから始めるか、どの程度健康であるか、どのようなリソースが利用できるかなどを考慮して、それを積み重ねていくのだ。

経済的、社会的に地域社会をより健全なものにするためには、私たちは現実的で、地に足をつけた行動をとらなければならない。これは、野心を抑えるという意味ではない。私たちには野心を抱く権利があり、これまでと同様に大胆であるべきだ。それは単に、私たちが今どこにいて、何に取り組まなければならないかを認識しなければならないということである。

私たちには、中産階級を作り直し、凝り固まった権力構造を修正し、才能と技術的優位性を十分に活用する機会がある。私たちは成長し、健康、富、機会の格差を是正し、かつてないほど国際競争力を高めることができる。ただ、一度に、あるいは一夜にしてすべてを成し遂げることはできないし、そのプロセスに対する忍耐を失ってはならない。

2022年はゆっくりと始まり、やがて下り坂を走ることになるだろう。今は忍耐を持ち、自分が率いる者、そして自分を率いる者に敬意を示し、集中し続けることだ。ただ、満足してはいけない。私たちはもっと良くなれるし、そうしなければならない。旅を楽しみにしている。

-ケニー・マクドナルド