経済開発墓地

2019年6月17日

"科学は死んだ思想の墓地である"
-ミゲル・デ・ウナムーノ

墓地は愛する人を偲ぶ場所であると同時に、歴史を学ぶために観光客が訪れる場所でもある。自分の住んでいる地域の経済史や、その地域を作り上げてきた考え方や人々について考えるとき、同じく期限切れになった考え方や実践方法、戦略について、バーチャルな墓地を作る価値があるかもしれない。経済開発には、勝利と同じくらい、いやそれ以上に多くの失敗がある。挫折もあれば飛躍もあり、アイデアやイデオロギーの絶え間ない議論もある。

そして前進するためには、時には失敗や、過去に成功したと証明された実践さえも、眠らせておかなければならない。悲嘆に暮れるプロセスがあるように、自分のために役立った戦略を称え、成功と不完全さを認め、現在直面している、そして将来直面するであろうユニークな課題に対応するために、自分の仕事を進化させ始める時間を作るべきである。私たちは時折、古い戦略を再訪し、過去に立ち返ることで、今日の地域社会を作り上げたリーダーたちの偉大な仕事を思い起こす必要がある。

今週の課題は2つある。まず、新しい時代へと前進するために、儀式的に何を葬り去る必要があるのかを考える。コンセンサスを得て前進するために、私たちはどのような概念、聖なる牛、慣習を捨てなければならないのだろうか?第二に、経済開発の墓地を再訪し、以前の市民リーダー集団や経済開発の実践の成果を検討する。どこで成功したのか、あるいは失敗したのか。肯定的なものであれ否定的なものであれ、彼らはどのような遺産を残したのでしょうか?

私たちは現在のやり方でどのような遺産を作り、それが将来の世代にどのように使われるかを考えているのだろうか?

-ケニー・マクドナルド

 

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