不況の真っ只中、オバマ政権が発足した当初、米国の輸出を倍増させるという目標が掲げられた。米国の企業のうち、製品やサービスを輸出しているのはわずか1~2%であることを考えれば、これは重要かつ達成可能な目標である。国家輸出イニシアティブは、企業がグローバルな競争に打ち勝つための方法について議論するテーブルに、新しいアイデア、リソース、人材をもたらした。
多くの進展があった。しかし、最近の為替市場の変動により、この目標が疑問視されている。国や地域の目標を検討するのは正しいが、経済発展には長期的な視点が必要だ。経済状況は常に変化する。
我が国の企業が世界に進出し競争できるよう支援することは、競争条件を平準化し、国内で雇用を創出するために必要である。その証拠に、企業が国際的に成長すれば、地域社会で高賃金の雇用やキャリアが創出され、他の市場に適応するために技術革新が進み、収益源が多様化することで安定性が増す。
競争力を高めることは常に重要である。アスリートがレースで勝てなくてもトレーニングの成果を失うことはないのと同じように、企業も国際競争に備えることで、より良い結果を得ることができる。国際市場に進出しないことを選択したとしても、国際的な競争相手がわが国にやってくるかもしれないのだ。企業がよりグローバルに通用するようになることに、デメリットはないのだ。
米国の輸出を倍増させるという目標は、昔も今も優先事項であり、経済を成長させるためには、より良いものにしなければならない。コロンバス地域は、この課題を受け入れ、競争力を高め、世界貿易と投資の拡大を達成するために協力的に取り組んでいます。為替変動、原油価格、地政学的な要因も、やがて私たちの成功に影響するでしょうが、この目標は永続するものであり、賢明かつ積極的な方法で追求する価値は十分にあります。
-ケニー・マクドナルド
ワン・コロンバス最新情報
- 今週、ワン・コロンバス・チームは、コロンバス地域を評価する企業を受け入れる。
- 来週、私たちのチームはSelectUSA投資サミットのためにワシントンD.C.に行く。
- コロンバス地域の2015年2月経済最新情報が発表された。本レポートでは、124の活発なプロジェクトや地域の失業率3.9%などが報告されている。レポート全文はcolumbusregion.com/reportsをご覧ください。